2013/04/25
父に借りた池波正太郎の歴史小説。江戸時代の火付盗賊改と雲霧仁左衛門率いる盗賊との暗闘を描いた傑作。
池波正太郎はこれまで読んだことがなかったけど、軽快なテンポが心地よい作品でした。最初から登場人物がわんさか出てくるので誰が誰だか分からなくなりそうだったので、ノートに登場人物の相関関係図をメモしながら読み進めました。江戸~名古屋~伊勢を舞台とした長編でしたが、面白くてあっという間に読了しました。
お話の中に出てくる上司と部下の上下関係の築きかたや、信頼を超えた絆をつくりだす過程が非常に心に響いた。後書きにも書いてあったが現代社会ではかなり希薄になったかつての日本人の心がそこにある。
池波正太郎はこれからちょっとハマるかもしれない。多分父がほかの作品も所蔵しているだろう。早速明日打診してみようと思う。
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